このタイトルのレポートは、メディア授業受講資格のため、早めに手を付けるべきものです。比較的書きやすいと思います。私はこれを一番最初に書いた記憶があります。
これは、設題を分解すると・・・
1)理論変遷(460字)
2)理論と利用指導・情報能力活用の実際、今後
1学校図書館(480字)
2大学図書館(180字)
3公共図書館(870字)
自分が公共図書館員なのでどうしても比重が高く・・・(*´▽`*)
まあでも理想と現実は乖離しており、例えば私は公共図書館における情報活用能力の育成の部分でこんなことを書いたんですけど
まず、非来館者に、図書館の存在を知ってもらうことから始める。例えば、行政組織、経済団体、医療機関、商店、福祉関係組織、スポーツ団体などに、その団体に関連する新着本の紹介リストを置いたり、各種イベントでそれらの行事に関係する本の内容のリストを書いたチラシを配るなどが挙げられる。そうした団体の中で、本に関心のある人たちに集まってもらい、意見や要望を聞いたり、逆に団体のチラシを図書館に置いたり、彼らのおすすめ本を聞いてリストにし、図書館で紹介するのもよい。
地域に種をまいて来館してもらったら、情報活用の仕方を具体的に体験してもらう「図書館の賢い利用方法」などの講座を開く。図書館での調べ方、OPACの検索方法、オンラインデータベースの検索方法、インターネット上の特定のデータベースの検索方法などを、実際に機器に触れながら伝達する。
この赤字部分・・・、アウトリーチ活動にいそしむというのは、「意識高い一部の図書館」だけだと感じます。基本は現状維持だと思います。
というのも先日、私の館に、「館内整理日に、70人の園児が見学したいのだが」という依頼がありました。単独館で決められないので中央館に挙げて保留ですが、却下となると思われます。理由は、「休館日に人を入れることはできないとりきめ」→法律かなんかでしょうか?
せっかく向こうから70人もの園児が来るというのに・・・???と思ってつい、「館内整理日だったら、できますよね?」って口走ってしまった私は、異端だったようで
(; ・`д・´)
まあ確かに人数は、この三密の時代に多すぎることは多すぎますが、せっかくの向こうからの申し出です。なんとかできないものかと思いましたが・・・。
ちょっと脱線しましたが。・・・つまりレポートは理想ばっかり書いてます。
講評では、参考文献の活用についてほめられたため、そちらをご紹介します。
※1 日本図書館協会「市民の図書館 増補版」P92 日本図書館協会 1980
※2 日本図書館協会図書館利用教育委員会「図書館利用教育ガイドライン(合冊版)」P57 日本図書館協会 2001
※3 根本彰「情報リテラシーのための図書館」P45 みすず書房 2017
※4 大串夏身「図書館のこれまでとこれから」P176 青弓社 2017
※5 同上 P178
※6 同上 P179
※7 藤田節子「図書館活用術 新訂第3版」P90 日外アソシエーツ 2011
※8 根本彰「情報リテラシーのための図書館」P168