息子がさっき、ある図書館に行ってきました。そこで対応した司書についての話を書きます。
その図書館は、来館者も少なく、最近では私も全く行かなくなりました。もともと、利用者として訪れていたころは、あの人ちょっとなあ・・と敬遠したい職員がいました。まあ、押しつけがましい感じの人です。この世界に就職して、実は、その人が有名な司書だということも知りました。確かに、能力はすごい人なんでしょうが、一緒に働きたくないって感じ。まあ、図書館と言えど、働く仲間がどういう人かというのは大きい。
心のドブを噴出させているような「司書」という肩書のツイッターをよく見るにつけ、おそらく、図書館は、この手のプライド高いお局が生息しやすい環境なのではないかと想像します。
で、息子です。その図書館に、例の怖い司書はいたのか聞いてみると、どうやら貸出の時に、カウンターにいたのが(風体からすると)その方らしい
「何年生?」
「(何か悪いことをしたかな?今まで市外の寮に住んでたとかいうことが何かわかってしまったのかな?でも住所はこっちにあるし、もう昨日で退寮だったし、市民なんだから何も悪いことないよな?)・・・高2です」
「受験生?」
「(自分は卒業までまだ何年もあるから受験生じゃないけど、高2ってもしかして受験生なのか?でも高専生ってわざわざ言うのも変だし、どうしよう?)・・・違います」
「ラノベとか、こういうような本をたくさん置いている棚があるから、案内する?」
「いいです(だってさっき見たし。それにラノベを図書館で借りるってホントはなんだか変じゃないのかな?だってラノベなんか自分で買えばいいんだし。。図書館て、ラノベなんか置くところなのかな?)」
図書館の存在意義まで追求しておきながら、借りたのはラノベのような文庫だそうで・・・(; ・`д・´ソリャイワレルワナ)
「なんで自動貸出機がないの」と文句言っていました・・・。
その話を聞いて思い出したのが児童サービス論のテキストですね・・・・
「あんまりベタベタなれなれしい感じを嫌うYAもいるので注意する」みたいなこと書いてありましたね・・・。
確かに本を出しただけで、本の嗜好(指向)を勝手に読み取り、「ラノベの棚を」って上から目線でアドバイス的なのって、この年頃の男子は、ヤでしょうねぇ・・・だって自分でも「ラノベなんか」って言って、痛いところ、触れられたくないはずなのにね。
しかし、ラノベはどうして、地位が低いんでしょうね。そこも深堀りすると、いろいろ学ぶところも多そうだけれど。出版文化の中では、若者には人気という意味では重要なのでしょうに。。
勉強になりました。