夜中、震度6の地震が福島・宮城両県を襲いました。私のふるさと、親も姉も子供も親戚も知り合いもたくさん住んでおり、揺れは震災よりも大きかったということです。
新地町という福島県の海沿い・浜通りの一番北にあるまちの図書館の動画がツイッター上に上がっていました。
震度6強、福島県新地図書館。ひどい状況。悲しい pic.twitter.com/fFgEe4lPei
まあ、よくある、「これは絵になる」と言って取り上げ、名を上げようとする報道屋サンですね。震災後に、大量発生しました。「寄り添う」と多言しながら、自分のために被災地を「利用」している人たち。福島人の私には、センサーがついていますので。。。
こちらに、まとめがあります。上記の人も読んだかしら。
重要な点はここだと思います
「東日本大震災では3/11の本震→必死に復旧作業→4/7深夜の余震で再び本の落下→職員の心が折れる、という構図がありました。壊れた施設や資料はまず直せますが、折れた人の心は簡単に治りはしないのです」
私としては、復旧=完全に前と同じに戻そうと思うと、折れるのではないかと思います。落ちる前の排架状態がいまいちな部分を変えては?という発想ならば、いけるのではないのか?
東日本大震災後も、よく「復旧ではなく復興」と言われました。しかし、沿岸部の津波対策などを見ても、「復興」「改新」がいいとは、必ずしも言えません。でも、この、本の落ちたのに関しては、復旧ではなく改新という考えがいいのではないのか。
など言えるのは、私が自館の今の排架に、満足していないからなのかもしれません。
そして、利用者が開館を急がせないように、ということが大事なのでしょう。