近大通信 司書課程

2020年3月司書資格取得。

じゃんじゃんフィードバックを!

引っ越しで県外に行くために退職した前の図書館の、Google口コミというのを久しぶりに見たら、新規で、(若いお母さんからかな?)うれしい口コミが。

小さな図書館ですが、カウンター横のオススメ本コーナーが秀逸です。司書さん達のセンスを感じます。毎回そこから素晴らしい本に出会えます。
旅行本、子供向け蔵書も豊富。子供向けは2階ワンフロア使っていて、動き回る子供を連れていても安心できます。

いやーカウンター展示のことじゃないか!うれしいなあ。

今回、私は退職するにあたって、同僚に、カウンター展示する際のヒントやネタ元を一覧にして引き継いできました。きっとそのまま、続けているんだろうと思います。

 

もう自分は離れましたが、こういうフィードバックは、そこで働く人を元気づけます。前も書きましたが、「新春本の福袋」を読んだ人が、返却の時に「よかったです」って言ってくれたよ、と同僚から聞いた時のように、やっててよかったなーと思えますね。

 

私も、この前、客として行く図書館で、「お勧めしたい本」という棚から選んだ本が、なかなかよかったので、返却の際に言おうと思ったのですよね。ですが、受付の方に言うチャンスを逸したというか・・・。この、ちょっとしたことを伝えるというのは、客側の技術もいるし、働く側の雰囲気にも寄りますよね。すべからく「客のプロ」という人はいるものです。見習いたいです。

 

今回のフィードバックはネットなので、一方的に書くだけなので特に技術は要りません。私も、よかったことは、思っていても、たーだ消えていくだけなので、よくメールやネットの問い合わせフォームで、作り手に伝えます。よく送って恐らく常連なのは、毎朝来る読売新聞の、よかったことの感想ですね。あるときは、国内最高気温の意味が記事を読んでもわからず、問い合わせフォームでメールしたところ、執筆した科学記者の方から電話がかかってきて、丁寧に解説いただきました。・・・多分、そんなことを聞いてくるもの好きな読者はあんまりいないのだろうとは思いますが!

 

これは、対面の、たとえば日々のスーパーでの買い物一つとっても、「ありがとうございます」と、マスクの上の目をにっこり笑顔にし(この、、目で笑うってのは技術が必要です=慣れます)、感謝を伝えるだけでも、相手方はふっと緊張がゆるむ感じがします。

 

働いている側の、ソフトな応対を心がけよう、というマニュアルはよく見ますが、客側も、笑顔で感謝を伝えようというマニュアルもあってもいいのではないかな。日々のそういうやりとりが、自分と相手が、ふっとゆるみ、ほっとするし、それが広まれば、社会もやわらいでいくような感じがします。