「図書館を語る 未来につなぐメッセージ」より
山崎博樹「公共図書館の生き残り戦略~図書館に新しい看板を掲げよう」2001
「貸出冊数(市町村立)人口一人当たり前年比0.3冊の向上」だけではもの足りない。
県立図書館の事業として図書館利用講座(資料の利用方法、IT端末の使い方、蔵書検索)は行ったが・・・
これからは、自分たちの仕事を図書館内外の人に理解させること
(来館しない人、来てもすぐ帰ってしまった人に向けて)
★専門機関との連携(県産業支援機構、工業技術センター、NPO交流サロン、農業試験場等)
・所属リスト交換
・館内での紹介コーナーの設置
・白書、統計書のバックナンバーを保存
・専門資料の選書でも協力
★ビジネス資料の充実
・雑誌、一般資料の選定見直し
・各機関の広報紙、統計書、パンフの収集
・有料データベースでデジタル化
【デジタル化】
・地域の民話110話を音声データ化
・レファレンスサービスのデータベース化
・地域のIT化のアドバイザーに
【ボランティア】
図書館の人材として活用するのではなく、図書館員の仕事の一つとして、ボランティアの活動の場を提供
・本の宅配
・図書館見学
・書架整理
・図書館展示
・情報検索の援助
【小・中学校との連携】
調べたいテーマ(学校からの課題)=求める情報が出せればいいというものではない。情報を求める過程でいろいろなことを学び、体験させることが大事。
・小中学校向け図書館活用マニュアル
図書館員は、自らのビジョンを相手に対していつでも語る準備が必要である。
ビジネス支援サービスについて
(竹内利明・ビジネス支援図書館推進協議会会長)
・図書館員は、企業の事例から直接学ぶべき
・企業の新しいビジネスモデル、ビジネス支援の最新事例
・地域の企業の現場を見る
図書館とICT(原田隆史同志社大学教授)
2018著作権法改正でビッグデータを分析・加工して活用が可能になった
→データ解析できる人を集める
・XML
・IPパスポート
・エクセルのマクロ
・BIツール