近大通信 司書課程

2020年3月司書資格取得。

ちょっと本のメモ

「図書館を語る 未来につなぐメッセージ」より

山崎博樹「公共図書館の生き残り戦略~図書館に新しい看板を掲げよう」2001

 

「貸出冊数(市町村立)人口一人当たり前年比0.3冊の向上」だけではもの足りない。

県立図書館の事業として図書館利用講座(資料の利用方法、IT端末の使い方、蔵書検索)は行ったが・・・

これからは、自分たちの仕事を図書館内外の人に理解させること

(来館しない人、来てもすぐ帰ってしまった人に向けて)

 

地域活性化サービス】=図書館内に地域活性化コーナーを作る

★専門機関との連携(県産業支援機構、工業技術センター、NPO交流サロン、農業試験場等)

・所属リスト交換

・館内での紹介コーナーの設置

・白書、統計書のバックナンバーを保存

・専門資料の選書でも協力

★ビジネス資料の充実

・雑誌、一般資料の選定見直し

・各機関の広報紙、統計書、パンフの収集

・有料データベースでデジタル化

 

【デジタル化】

・地域の民話110話を音声データ化

・レファレンスサービスのデータベース化

・地域のIT化のアドバイザーに

 

【ボランティア】

図書館の人材として活用するのではなく、図書館員の仕事の一つとして、ボランティアの活動の場を提供

・本の宅配

・図書館見学

・書架整理

・図書館展示

・情報検索の援助

 

【小・中学校との連携】

調べたいテーマ(学校からの課題)=求める情報が出せればいいというものではない。情報を求める過程でいろいろなことを学び、体験させることが大事。

・小中学校向け図書館活用マニュアル

 

図書館員は、自らのビジョンを相手に対していつでも語る準備が必要である。

 

ビジネス支援サービスについて

(竹内利明・ビジネス支援図書館推進協議会会長)

・図書館員は、企業の事例から直接学ぶべき

・企業の新しいビジネスモデル、ビジネス支援の最新事例

・地域の企業の現場を見る

 

図書館とICT(原田隆史同志社大学教授)

2018著作権法改正でビッグデータを分析・加工して活用が可能になった

→データ解析できる人を集める

XML

・IPパスポート

・エクセルのマクロ

・BIツール