近大通信 司書課程

2020年3月司書資格取得。

課題解決支援サービスについて【1】動機

このタイトルの科目のレポートの設問は、身近な公共図書館で行われている課題解決支援サービスと、そのほかに自分の考えるサービスの提案です。

選択科目であり1単位なのですが、司書課程の中でも随一の難関と思われます。

 レポートの設題を見て、迷わず「これは故郷の、福島県立図書館を見学して書こう」と決めました。

 

私の実家は福島県にあり、私がこれまで一番利用してきた公共図書館は、福島県立図書館でした。東日本大震災が起き、図書館も損壊し、広々とした芝生は放射性物質付着で剥がされ、休館の打撃をこうむりました。震災後、訪れた時は再度開館しており、震災の資料を集めたコーナーが常設されていました。図書館の「使命感」を感じました。

 そして、震災後何年過ぎても、さまざまな課題に苛まれている福島県内各自治体のために、どんな活動をしているか、知りたいと思いました。

 

このレポートがすんなり行くかは、その課題を選んだ動機が大事かと思います。例えば、「高齢者が多い」を課題に選んでしまうと、全国どこでも同じくあてはまる可能性があります。それよりも、その自治体に特有の課題・・・固有名詞の絡んだ問題、さらに自分が解決したいと思っているテーマを取り上げるといいと思います。

 

私が最初に提出したレポートは、思い込みが激しい部分が多く、不合格でした。そのため、講評を読んで、データの提示できるテーマに変更し、再提出しました。

 

※このレポートのエントリは、分割して掲載します。