近大通信 司書課程

2020年3月司書資格取得。

いよいよweb試験

初めてのweb試験というのは一番緊張しました。なぜかというと、未知のものだからですね。一度受けると「こんな感じなのか」と、だいぶ恐ろしさが減ります。まあ、やってみるしかありません(*^▽^*)

 

 試験前にいろいろ勉強をしますが、「これでいいのかな」という気持ちはぬぐえません。まあ、でも、最後はやはりテキストを読むしかありません。

 

試験は、1日に2科目(午前1科目、午後1科目)受けたことが多かったです。仕事が午後からあったので、午前に2科目受けたこともあるし、最後の3月は3科目受けたりもしました。4科目受けるのも可能でしょうが、私は仕事もあるし、メディア授業もあるし、そこまで試験勉強に時間を割けないので、やりませんでした。体力的には、可能は可能だと思います。会場受験なら4科目受けるでしょうから。

 

だいたい、レポートの設題集みたいな1問が出て、字数制限あるものもありますが、私は大体1000字をめどに書いた気がします。午前中など2科目続きの場合は、早く提出すると、すぐ次の問題が表示されるので、休む間はありません。

 

家でリラックスして受けよう

会場と違って、家での受験は、お茶も飲めるしトイレにも行けるし、慣れればとても便利です。まあ、家族の存在が気になりますが「きょうはテストだから!」と言って、私のとこに来ないように伝えておきました。1人の時は、玄関に「〇〇時~○○時、応対できません」て貼り紙しました。特に、コロナ禍を経験してからは、家で受けられるのはとてもよいと思います。

 

準備は、大量のカンニング資料を手の届くところに、自分のわかるように広げることです。2科目続ける場合は、科目の資料が混ざらないように注意します。

 

私はログインかなんかの時、パスワードの大文字と小文字を混在していて、いくらやってもログインできず焦りましたので、事前にテストしてみると安心です。

 

解答の作り方

緊張の殻がはじけて試験が始まり、問題文を見た瞬間

【1】「あっ!(どっかに書いてあった)」とか

【2】「あれ?あれ?あれれ汗(・・・考えるやつ?)」とかなります。

 

【1】は、「その問題、言葉に覚えがある場合」です。

 テキスト丸写しはよくないので、テキストを他の言葉で置き換える、自分が作っておいてた問題文の解答案を加工して載せる、参考文献やウェブ上情報をまとめたプリントにある内容を持ってくる、など、ここでカンニング資料が役立ちます。

 

【2】は、大学っぽい試験です。自分が学んだ知識をもとに、自分の考えを述べるという出題です。特に児童サービス論で出てきます。

これは、机上の勉強ではなかなか難しいものです。自分が体験したこと、体感したことをベースにしました。具体的には、すばらしい図書館を見学し、その取り組みを完全にものにしておくことです。

 

「いい図書館」を徹底的にものにしておこう

レポートに調査が必要な科目は4つありました。私は、公共図書館に勤めているので1つは自館にし、3つはそれぞれ別の図書館にしました。そのうち1つの隣県の公共図書館は、図書館界でも有名で、館長さんにお話を聞くことができました(館長さんもネットで調べたところ、そうそうたる経歴の方でした)。

 

見学に行く前段階の調査ですごいな~とは思っていましたが、実際に行って話を聞いて、館内を歩いて、見て、司書の方にも話を聞いて、めんたまがとびでるほど、感動しました。市が図書館を大切にしていることがわかり、図書館は市民を大切にしていました。ここの利用者は幸せだと思ったし、館長さんはじめ司書の方々も、楽しそうでした。

 

そしてそれは、結果的にweb試験にも役に立ったのです。今後、このブログで具体的に、試験内容にも触れる予定ですが、問題文が聞いていることが、その図書館の先駆的取り組みと重なったりして、夢中で書き込みました。2~3科目で書いたと思います。

 

いまはコロナ禍なので、図書館になかなか見学に行けない時期です。次善の策として、図書館界で有名な図書館の取り組みを、本やHPなどから徹底的に仕入れ、まるで見学したかのように、自分の頭の中に叩き込んでおくという方法があります。

 

また、私は、自分の職場で経験した内容を絡めて書いたこともあります。落とされるかもしれないと思いましたが(自館でのトラブルとそれに対する自分の考え)、ギリギリ合格点でした。先生は図書館の専門家かもしれませんが、現場作業員ではないので、不都合な現実を知ることができておもしろかったのかもしれません。ただし試験だったからであり、推敲を重ねて提出するレポートだったら、不合格だった可能性もあります。