近大通信 司書課程

2020年3月司書資格取得。

メディア授業の流れⅠ(最初の2か月:予習→受講→復習)

年に2回、5月と11月から3か月にわたり、「メディア授業」というオンライン授業が始まります。 

  1年間のうち、前期と後期に受講を分けようかと思いましたが、不合格ということを考えて、2つ同時期に行いました。ダメだったら半年後に受けられますから。学生掲示板等を見ても、同時受講者が多かったようです。

1つがいいのか、2ついけるのか、どちらが一般的かと事務局に聞きましたが「ご自分のペースで」としか返信ありませんでした(確かにそれは正解なんですが)。 

おおまかな計画 

15講座×2=30講座で、試験は1月(7月)末なので、2つ同時に進めました。 最初の2か月で予習・授業・復習で一通り30講座を学習し終えました。ラストの1カ月で弱いところを復習(=大復習)。

 

各講座の時間はまちまちですし、難しい講座もありました。しかし基本は、予習→授業→復習のワンセット。レポートや毎月の試験もありますので、メディア授業だけに集中もできません。この3カ月は、1日の学習時間(私は3時間目標にしていました)のうち、2時間は充てました。

 

あとから振り返ると、だいたい、2日でワンセット(一講座)の計算になります。最初は3日でワンセット(昨日:予習、今日:授業、明日:復習)で90日かけようと思って丁寧にやっていました。が、このペースでのんびりやっていたら、最初の方を忘れてしまうと思ってスピードアップし、大復習の期間=1カ月を生み出しました。

 

予習

 予習所要時間として、確か「120分」などと書いてあったように思ってびっくりしました、つまり、2時間予習ということは、授業前に理解しろという意味です。でもご安心ください。予習だけでは理解不可能です(*'▽')。わからないことは、授業を聞くとわかるようになります。とにかく、テキストをひたすら読み込みます。自分が重要と思うところは、黄色い色鉛筆でなぞっておきました。そして一番重要なのが、演習問題です。出来なくて当たり前でも、必ず事前にやりました。

授業

 予習終わって、いよいよ授業です。私はどちらの科目も蟹瀬智弘先生でした。先生の話を聞きながら、基本的には、テキストに書き込みます。鉛筆でアンダーライン、補足を書き込みます。書ききれないほどだとか、全くテキストと違う場合、ノートに書きとるか、スクリーンショットし印刷してノートに貼りました。全部撮る人や、何回も授業を聞く人もいるようですが、私はよっぽど難しい講座以外は、基本、1回で終えました。

 

情報資源組織演習で撮った図は、NACSIS-CATによる登録の具体的な事例と、電子資料の特性に関する事項(データ、プログラム等)、BSHのBT、RT等ぐらいです。蟹瀬先生の記す表は、恐ろしくわかりやすく、これがどうしてテキストに出ていないのか?と思いました。当然、撮ればきれいに残りますが、自分で書き写すほうが頭に入ります。ノートに詳しく書いた時は、必ずテキストにノートのページ数を参照しておきます。

(そう考えると、自分の教材をダウンロードしてテキストとして受講させる先生の授業は、先生の板書の方がいいのに・・・といったジレンマがないという点で、よいのかもしれません)

 

情報サービス論は、撮りませんでした。ほとんどテキストに書き込み、わずかばかりノートに書き写しました。特に役に立ったのは、レファレンス資料の三次、二次資料の表と、法令についての分類です。

 

また、情報サービス論のレファレンス資料・情報として、ウェブ上の情報は青色の蛍光ペンで、資料は橙色で・・・などのようにテキスト上に色分けしました。そして、先生の補足内容、補足したレファレンス資料を書き込みました。

 

特にウェブ上の情報は、自分のPCに「検索」タブとしてブックマークしました。大量ですので、「図書情報の探し方-一次書誌」「雑誌・雑誌記事」など、テキストの見出しに従って細かく分類しました。

 

 授業の最後の簡単テストは、正解・解説も含め、ワードにすべてコピペし、問題の貯金をするとよいです。15回分全部たまると、大復習の時に立派な問題集となります(すっかり忘れていて、基本的なことでも間違えます)。ただし、これは復習の時はやりません。簡単だし、覚えているので、すぐやっても出来るに決まっているからです。

復習

復習では、テキストも読みなおしますが、主は演習問題を完璧にすることです。ただし

情報資源組織演習で、予習で解いておいた問題を、先生がスルーすることがあります。それは、先生が不必要、または回答不可として、授業で取り上げなかったものなので、それは復習不要です。

 

情報サービス演習はレファレンスの演習問題が多く、しかも図書館に行ってやらないといけません。これは非常に難儀です。私は、大復習の期間もまぜて、7割ぐらいしかやれませんでした。ネットで出会った先達の中には、「まったくやらなかった」=強者もおいでです。でも、解答が大事なのではなく、解答する方法を実地で体で覚えておくという意味だと蟹瀬先生は説明されたので、例えば30問あったら、10問ぐらいはトライしておいたほうがよいでしょう。